日帰り手術

白内障手術

白内障手術について

<白内障手術について>
白内障とは、眼の中でレンズの役割をしている「水晶体」が白く濁ってしまう病気です。水晶体は濁ると、眼の奥の光を感じる部分(網膜)まで光が届かなくなります。その結果、「かすんで見える」、「まぶしい」、「見えにくい」といった様々な症状があらわれます。白内障手術では、この濁った水晶体を超音波装置で取り除き、アクリル製の眼内レンズに入れ替えます。手術によって眼内レンズが入ると、網膜まで光が届くようになり、かすみやまぶしさが無くなり、視力や色合いが改善します。また近年は遠近両用の多焦点眼内レンズ、乱視を矯正するトーリック眼内レンズなどが登場し、裸眼でも十分に良い視力が得られるように開発されつつあります。

多焦点眼内レンズ
白内障手術後は、眼内レンズに入れ替わるため、もともとヒトの水晶体が持つピント調節能が必ず失われます。通常用いる眼内レンズは単焦点眼内レンズ(保険診療)であるため、術後は単一焦点に固定されてしまいます。例えば遠くに焦点を合わせた場合、手もとがぼやけるため、近方視には眼鏡(老眼鏡)が必要になります。そこで、老視改善のための使用する眼内レンズが多焦点眼内レンズです(保険外診療)。多焦点眼内レンズは、レンズ中央に特殊な加工が施されているレンズで、遠くと手もと(手もとの距離は30cm、40cm、50cmの中から選択可能)にピントが合うように設計されています。車の運転と読書に眼鏡なしでもある程度不自由を感じないという状態です。しかし、多焦点眼内レンズもピントの調節ができるわけではありません。約10%の方は日常生活で何らかの眼鏡を装用している現状です。白内障手術後の見え方は、患者様自身が選んで決める時代になってきています。我々がこれらの眼内レンズを上手に用いることで、これまでの白内障手術で得られなかったQOVが獲得できれば幸いです。
多焦点眼内レンズの費用 片眼 350.000円(税込)

トーリック眼内レンズ
乱視は、ヒトの眼球が完全な球体でないために生じる焦点のズレです。この乱視もある程度強くなると、にじみや歪み、ブレの原因となります。白内障手術の際に、乱視を軽減する眼内レンズ(トーリック眼内レンズ)(保険診療)を使用することで、ある程度の改善が期待できます。

<白内障の手術の流れ>
1 手術の約2時間前にご来院いただき、受付後、散瞳薬や抗生物質の点眼を開始します。また血圧等を測定し、全身状態もチェックします。

2 リカバリールームに入室し手術直前の準備をした後、手術室に入室します。

3 生体モニター(心電図、血圧計、SPO2)を装着します。手術中の全身状態の変化にいち早く対応できるように備えています。

4 目薬の麻酔、目の消毒をし、顔に清潔な布をかけて手術を開始します。

5 白目と角膜の境目のところに極小の切開(約2mm)を入れます。前嚢を正確に切開し、濁った水晶体を超音波装置で取り除き、そこにアクリル製の人工眼内レンズを挿入します。

6 眼帯をし、無事に手術終了です。

7 生体モニターで全身状態を最終チェックします。問題がなければ手術室を退室し、リカバリールームに移動します。

8 最後にスタッフが術後のお薬やご自宅での注意事項についてご説明させていただき、終了となります。

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